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■今年の春は、私の住む厚田も他の地域と同様に暖冬小雪となりました。農家としては、当然春の作業を早め早めに行うことが出来、本来なら喜ぶべきなのかもしれませんが、現在の地球全体の環境の危機的状況を考えると喜んでばかりいられないのかという思いもあります。とはいえ、今年も農作業は既にスタートしており、私のところでも野菜の育苗用のハウスを建てるために、除雪をしてハウスのパイプを建て、ビニールをかけてという作業を2月末に終えました。天気予報をチェックしながら、良さそうな日を選んで、除雪から、最後のビニールかけまで2日間で終らせるのですが・・・。その年によっては、天気予報が大外れして、夜の間に30cm近くも雪が積もって大変なこともありましたが、今年はおかげさまで順調に作業を終えることが出来ました。
■また、種蒔きの方もすでにトマトをメインに、なす、ピーマン、ししとうなどを蒔き、電熱線を敷いたビニールハウスの中の二重トンネルの中で育てている状態です。暖房設備の付いた越冬ビニールハウスを建てることを夢見ながらしばらくは、このような育苗スタイルが続きそうです。
最近は雪も締まってきて、体重約55kgの私が歩いても足が埋まらずに、雪の上を歩けるようになってきたので、先日、子供達と山歩きをしてきました。
夏では絶対に歩けない凍ったお隣さんの家のため池の上を歩き、春になるとやちぶき(私のところでは、春一番に食べることができる山菜です。黄色い花が咲きとてもきれい)でいっぱいになる沢を歩き、我が家のため池までたどり着きました。
■このため池は、私の祖父が水田に水を引くために沢をせき止めて、造ったかなり大きなため池で、池の両側は木が茂りアオサギの巣もあります。この池を祖父が機械を使わず、農耕馬と人力のみで造ったことに娘はすごいと驚いていました。
■現在、日本とオーストラリアの間で経済交渉が行われ、小麦・砂糖などの関税が撤廃されると、北海道農業にも壊滅的な打撃があると言われています。
■私達の先人が苦労して切り拓いた土地を荒廃させてはいけないと我が家のため池や、巨大な切り株の埋まっている水田のことを考えると切実に思います。
■これは北海道や日本に限らず、世界中のそれぞれの国や地域に言えることですが。
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